日本機械学会論文集 A編
Online ISSN : 1884-8338
Print ISSN : 0387-5008
定常機械荷重と繰返し熱荷重を受ける構造物の挙動について : 降伏応力の温度依存性の効果
鈴木 一彦
著者情報
ジャーナル フリー

1979 年 45 巻 399 号 p. 1373-1381

詳細
抄録

定常機械荷重作用下で苦返し熱荷重を受ける構造物の挙動を決定する際に降伏応力の温度依存性に関する情報をどの程度必要とするかを,二本棒構造解析モデルについて検討した.その結果,低機械荷重状態を除いた大部分の荷重状態に対しては最高温度あるいは最低温度での降伏応力値のみにより挙動を決定できることが示された.

著者関連情報
© 社団法人日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top