弾塑性域における切欠き底の応力およびひずみのJ積分による推定
1982 年 48 巻 434 号 p. 1325-1331
詳細
1982 年 48 巻 434 号 p. 1325-1331
弾塑性域における切欠き底の応力・ひずみおよびJ積分値を有限要素法を用いて解析し,全断面降伏条件下を含む広い範囲の切欠き底の応力・ひずみがパラメータJ/Jyeild (Jyeild:切欠き底降伏開始時のJ値)で無次元マスターカーブ表示されること,J積分値は全断面降伏荷重以下の範囲ではJ=Jlinear(Jlinear:弾性のJ値)として評価できること,この両者を組み合わせれば切欠き底の応力・ひずみが簡便に推定できることを明らかにした.
