日本機械学会論文集 A編
Online ISSN : 1884-8338
Print ISSN : 0387-5008
めっきはくひずみゲージに関する基礎的研究
清家 政一郎長瀬 康男細野 喜久雄加藤 誓夫
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1982 年 48 巻 434 号 p. 1359-1366

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抄録

1層の酸性銅およびニッケルめっきはくをひずみゲージとして利用することを想定し,回転曲げ試験によって基礎的な検討を行った.その結果,ニッケルめっきはく裏の適用温度は100~300℃の範囲であるが,予加熱処理を施すと銅めっきはくと同様に常温においても適用が可能になること,1層の銅めっきはく表,ニッケルめっきはく表,裏および予加熱しためっきはく裏は,いずれも十分な測定精度を有することなどが明らかになった.

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© 社団法人日本機械学会
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