名大院工
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ジアリールエテンはフォトクロミック材料として注目されている。しかし、その合成は効率が悪く、基質が限定されていた。今回、取り扱いの容易な1,2-dichlorohexafluorocyclopenteneを基質にクロスカップリング反応により簡便かつ高収率にジアリールエテンを合成する方法を開発した。この反応は様々なボロン酸に応用可能であり、これまで合成が困難であった官能基をもつジアリールエテンの合成にも成功した。また、ジアリールエテンの直接官能基導入にも成功したので併せて報告したい。
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