2011 年 2011 巻 62 号 p. 89-92
畦畔に存在するリンドウこぶ症原因物質等が土壌伝染や水媒伝染,もしくは土壌動物等を媒介者として畦畔から本圃内へ侵入するとの仮説のもと,本圃と畦畔の物理的遮断によって本症の発生を抑止できるか検討した.処理後4 か年にわたりこぶ症の発生状況を調査した結果,畦畔遮断処理区,無処理区とも同程度にこぶ症が発生した.また,畦畔遮断処理の有無に関わらず畦畔際からこぶ症が発生した.このことから,本研究で実施した畦畔遮断処理法では,こぶ症の発生を抑制できないと考えられた.