北日本病害虫研究会報
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発生予察におけるアカスジカスミカメのフェロモントラップの有効性
村上 太郎大友 令史横田 啓
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2012 年 2012 巻 63 号 p. 141-144

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抄録

現在,岩手県病害虫防除所でおこなっているアカスジカスミカメの発生予察は,すくい取りと予察灯により調査をおこなっている.これら既存の調査と,合成性フェロモン剤を用いたトラップ調査を比較し,合成性フェロモン剤の有効性を検証した.本研究の合成性フェロモン剤を用いたトラップ調査では,すくい取りや予察灯に比べて,アカスジカスミカメの誘殺数が非常に少なかった.一方,予察灯とフェロモントラップの消長を比較すると,ピークは概ね一致し,そのピークは,有効積算温度による各世代の羽化盛期と一致した.

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© 2012 北日本病害虫研究会
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