北日本病害虫研究会報
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青森県南部地方のスモモ園におけるシンクイムシ類の加害種と性フェロモントラップによる誘引消長
村井 智子成田 治
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2012 年 2012 巻 63 号 p. 223-226

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抄録

青森県南部地方においてスモモ園で発生しているシンクイムシ類による被害果には,主にスモモヒメシンクイ及びモモシンクイガの幼虫が寄生していた.2009~2011 年にスモモ園に設置した性フェロモントラップには,スモモヒメシンクイGrapholita dimorpha,ナシヒメシンクイGrapholita molesta 及びモモシンクイガCarposina sasakii が誘引された.スモモヒメシンクイは5 月中旬~9 月上旬頃まで誘引され,5 月下旬頃,7 月中旬及び8 月下旬に誘引ピークがあった.ナシヒメシンクイはスモモ果実に対する加害は認められなかったが,スモモ園において5 月中旬~9 月上中旬まで誘引され,誘引ピークは8 月以前は園地により違いがあったが,8 月以降は8 月上旬と9 月上旬であった.モモシンクイガは6 月中下旬~9 月上中旬まで誘引され,7 月中旬と8 月上中旬に誘引ピークがあった.スモモヒメシンクイの誘引数はモモシンクイガより多い傾向があり,ナシヒメシンクイはいずれの地点でも最も少なかった.

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