日本農薬株式会社 総合研究所
2017 年 2017 巻 68 号 p. 128-133
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イソプロチオランを施用したイネで割れ籾の発生抑制が認められたことから,その機構について検討した.登熟期のイネでは出液速度の低下に伴うケイ酸供給量の減少により,籾殻の成熟が不十分となり割れ籾が増加するが,イソプロチオランを施用したイネでは出液速度の低下が抑制されるため,ケイ酸供給量が維持され,割れ籾発生が抑制される可能性が示唆された.
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