2021 年 2021 巻 72 号 p. 56-60
モモの生育期の落花直後および落花10日後頃に酸化亜鉛水和剤を連続で使用し,落花20日後頃と落花30日後頃に銅水和剤(炭酸カルシウム水和剤を加用)を連続使用またはいずれかの時期に使用した防除体系によるモモせん孔細菌病の防除効果を検証した.その結果,上記2剤を組み入れた3種の防除体系は新梢葉で防除価55.0~68.0,果実で80.5~91.5であり,対照の慣行防除体系(新梢葉での防除価56.8,果実での防除価62.1)と比較して新梢葉ではほぼ同等,果実では優る効果が認められた.