北日本病害虫研究会報
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イネドロオイムシに対するカルタップ剤入り肥料の側条施用法による防除効果
佐藤 テイ安藤 幸夫鈴木 忠夫
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1985 年 1985 巻 36 号 p. 22-24

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抄録

水稲に対する側条施肥法の一環として農薬入り肥料が開発されたが, 本試験ではイネドロオイムシを対象として, その効果, 作用性について検討した。その結果, 農薬入り肥料の側条施用法は処理12日から効果が現われ, 遅効ではあるが残効は約30日以上も長く持続した。施用の深さは3cmより1.5cmで, 浅い方が効果が高かった。薬害も認められなかった。

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