抄録
2001年6月に, アワヨトウ成虫が青森県に多数飛来侵入した. 下北半島北部の大間町では, 糖蜜トラップに誘殺された成虫数は, 過去に最も飛来が多かった1987年よりも多かった. 6月中旬~7月上旬の調査では, 津軽北部と下北地方の牧草地と, 津軽北部のコムギ畑で第1世代幼虫が多発した. 稲体散布法による老齢幼虫の薬剤感受性はDEP粉剤が高く, MEP粉剤とシラフルオフェン粉剤がやや高く, エトフェンプロックス粉剤とフィプロニル粒剤が低かった. 牧草地での効果試験では供試したDEP乳剤とMEP乳剤とも効果が高かった.