北日本病害虫研究会報
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ダイズにおけるジャガイモヒゲナガアブラムシの発生生態と防除
I. 発生消長と多発に影響した気象要因
佐藤 智浩上野 清阿部 雄幸後藤 新一斎藤 隆
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2002 年 2002 巻 53 号 p. 199-202

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抄録
2001年の山形県のダイズ圃場では, 6月上旬のダイズ発芽直後からジャガイモヒゲナガアブラムシの有翅虫の飛来が確認され, 同時にその吸汁痕も確認された. 7月中旬まで寄生密度は低かったが, 7月下旬~8月中旬にかけて寄生密度が急激に高まり, 発生の多い圃場では8月中旬~下旬に落葉被害が出現した. 梅雨明け後の降水量が少ない地域で多発し, その期間の最高気温が30℃以下になると寄生密度が急激に高まる傾向が見られたことから, 多発要因として降水量と気温が関与すると推測された.
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