日本航空宇宙学会誌
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特集 小型推進系が切り拓く超小型衛星の未来 第6回
首都大学東京におけるパルス型プラズマスラスタの研究開発と超小型衛星搭載に向けた検討
竹ヶ原 春貴西尾 美咲
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2018 年 66 巻 12 号 p. 376-380

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抄録

パルス型プラズマスラスタ(Pulsed Plasma Thruster : PPT)は固体推進剤を用いた電気推進機の一種で,軽量・低コスト・高信頼性などの特徴をもつため,超小型衛星に適した推進機の1つである.本研究室では長年にわたりPPTの研究開発に取り組み,PPTの性能向上や構成要素が性能に与える影響の評価,様々な用途に対応が可能なPPTのラインナップ化などを行ってきた.その成果をまとめ,超小型衛星搭載に向けたミッション検討を行ったので報告する.

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© 2018 一般社団法人 日本航空宇宙学会
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