日本航空宇宙学会誌
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特集 機体騒音研究とFQUROHプロジェクト 第6回
飛翔に対する空力CFD解析
伊藤 靖
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2020 年 68 巻 6 号 p. 188-193

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抄録

機体騒音低減技術の飛行実証(FQUROH)プロジェクトでのJAXA実験用航空機「飛翔」改造に向け,2014年度から2018年度にかけて実施された空力CFD解析と,その結果の活用方法の概略を紹介する.まず飛行実証試験の前段階として,風洞模型を作成(18%半裁模型)または改修(6%全機模型)する必要があったため,風洞模型自体及びフラップ支持金具などの設計,またその際にReynolds数効果で問題になったフラップ上面境界層剝離対策などについて述べる.飛行実証試験に向けては,飛翔実機の空力特性をCFDにより把握しながら低騒音化デバイスなどの付加物を装着した際の飛翔空力性能を検討した.空力的に問題がある付加物を選別し,それらの設計の再検討を行った.最終的な形状で空力的に大きな影響がないことを事前に確認し,飛行実証試験でも飛翔の空力特性・飛行性能に問題点は見られず,飛行実証試験を成功裏に終えた.

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© 2020 一般社団法人 日本航空宇宙学会
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