2021 年 69 巻 9 号 p. 267-272
航空機内からインターネット接続するサービスの普及が進み,また航空機需要も増加しており,航空機衛星通信の高速化が期待されている.情報通信研究機構(NICT)では超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)のKa帯衛星回線を使用して3.2Gbps伝送実験等高速衛星通信実験を実施してきた.また,小型車載地球局や船舶搭載地球局を開発し,陸上及び洋上移動通信実験も実施し成果を上げてきた.さらに航空機に搭載可能な地球局も開発し,航空機衛星通信実験を実施した.航空機搭載地球局及び実施してきた伝搬データ測定や大容量ファイル伝送実験について報告する.