日本航空宇宙学会誌
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特集 航空交通データの分析とその利活用 第11回
国内定期便の飛行時間予測に資する飛行計画データの統計分析
原田 明徳武市 昇
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2024 年 72 巻 2 号 p. 63-69

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抄録

適切な交通流管理のためには正確な飛行軌道予測が一つの重要な技術となる.すべての飛行について,予測軌道に基づき定点の通過時刻を適切に調整し指示することで,滞留を緩和し全体の運航効率改善につながると考えられる.実飛行の軌道予測には機体に搭載されている飛行管理システムの参照軌道を地上側で正確に予測することが必要である.特に比較的長距離の路線において,巡航区間は飛行時間の予測精度が全体の精度に大きく影響し,積極的に調整が行われ得る区間でもあるという点で重要である.本稿では,飛行計画の巡航マッハ数の軌道予測計算への利用可能性を実運航データとの比較および統計分析により明らかにし,軌道予測のモデル構築に向けて得られたいくつかの知見を紹介する.なお,本研究は航空会社の運航管理業務において実際に用いられた飛行計画データを多数用いて統計分析を行った本邦初の取り組みである.

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© 2024 一般社団法人 日本航空宇宙学会
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