2025 年 73 巻 11 号 p. 372-376
2020年に発足したModel-Based Aviation development Consortium(MBAC)は,国内航空機業界におけるModel Based System Engineering(MBSE)/Model Based Design(MBD)の普及と標準化を目的に,これまで11個のワーキング・グループ(WG)に分かれて活動してきた.本稿では,2021〜2022年度に活動した5つのWGについて紹介する.モデル流通WGは,統合シミュレーション構築を目的に企業間でモデル授受するためのプロセスを策定し,モデル作成規約WGでは,航空機開発向けSimulink®モデル作成規約を発行した.MBD社内普及/ACG(Auto Code Generation)導入WGは,導入メリットや障壁対策をまとめた普及ガイドラインを作成し,MBSE推進WGでは,System ComposerTMを活用したシステムモデル設計を試行した.Simulink®モデル企業間流通WGは,企業間でモデル授受の試行を通じて規約を改訂し,実運用可能なレベルに整備した.(Simulink®,System ComposerTMはThe MathWorks, Inc.の登録商標)