目 的:自立した男性高齢者が認識する健康づくりとは何かを明らかにし,自立男性高齢者の健康づくりへの支援のあり方を検討する.
方 法:A市在住の自立男性高齢者7名を対象にフォトボイスを用いてグループ討議を実施した.
結 果:撮影写真は,ウォーキング,買い物,家庭菜園,仲間との卓球,朝食等を含む計21枚であった.分析の結果,12コードから5つの主要なテーマ【意識的に行う自分なりの健康維持】【健康と生活に対する自律心】【日常生活における至福のひとときの確立】【人とのつながりの形成】【他者からの刺激による体調管理】が生成された.
考 察:自立男性高齢者が認識する健康づくりは,人とのつながりを大切にしながら,心身を整え,自律的に自分らしい豊かな生活を築いていく営みであった.自立男性高齢者の健康づくりの支援には,自立男性高齢者が日頃の健康づくりを振り返る機会や高齢者同士で話し合う場の設定が有効である.