抄録
大学入学時の学生のストレス状態を明らかにするために, 教養教育科目「ストレスと健康」履修者92名を対象に, 研究の同意を得て, 質問紙と自由記載により調査した.その結果は入学時のストレスは受験, 部活動, 友人関係の順に多く, 半年後のストレスは友人関係, 学業関係, 自動車教習が多くなつていた.
Self-Esteem得点とBurnout得点の相関はr=-0.37, Burnout得点とサポート人数の相関はr=-0.31と負の相関があった.Burnout得点は社会情報学部生が教育学部生より有意 (p<0.05) に高く, ストレス関連の身体症状数は教育学部生が工学部生より有意 (p<0.05) に多くなっていた.以上からSelf-EsteemとサポートはBurnoutに影響していたことが明らかになった.
本研究から大学入学時の学生のストレス状態が明らかになり, 今後の学生指導における知見が得られた.