東京女子医科大学心臓血管外科
2007 年 56 巻 9 号 p. 745-748
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本邦で開発された次世代型補助人工心臓EVAHEARTは,末期重症心不全症における長期循環補助を目的とした植え込み型遠心ポンプである。本邦での臨床治験では,現在までに総計12名の患者さんに用いられた。第1相治験の3名は全例NYHA Iへ改善,退院・在宅医療へ移行,2年を超え補助継続中であり,1例では装置装着状態で就労復帰を果たした。第2相の多施設治験では9名の植込みが行われ,生命予後,QOLの改善が実現されている。
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