日本鉱物学会年会講演要旨集
日本鉱物学会2004年度年会
セッションID: k03-02
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島根半島古浦ヶ鼻産バビントン石の化学組成と結晶構造
*赤坂 正秀木村 健彦永嶌 真理子
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抄録
島根半島古浦ヶ鼻産バビントン石の化学組成、結晶構造を検討した。バビントン石は黒色で稜が0.5–1 mm程度の菱面体結晶である。貫入型双晶しているものもある。セクターゾーニングおよび累帯構造がある。中心部から周辺部に向けてFeが増加し、MnおよびAlが減少する。各セクターのMg/Fe, Al/Fe, およびMn/Feの各比が異なる。平均化学式は、(K0.004Na0.006Ca2.009)(Mg0.113Mn0.094Fe1.696Ni0.002V0.003Cr0.001Ti0.009Al0.058)Si5.005O14(OH)である。メスバウアー分光分析の結果、Fe2+とFe3+のダブレットが認められ、Fe2+:Fe3+は45:55であった。リートベルト解析によって精密化した2つの6配位席におけるFe席占有率は、それぞれ0.74および0.92であった。
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© 2004 日本鉱物科学会
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