抄録
訪問看護領域の子どもに対する作業療法は,医療機関とは異なり,子どもたちの実際の生活の場である自宅に訪問することから始まる.子どもと関わっていくにあたり,「経験していないことを学 んでいく」というハビリテーションの視点で支援していくことが大切で,また成長過程において,本人・ 家族のライフステージの変化を想定し,長期的かつ総合的視点も持ち関わっていくことが重要である. さらに子どもたちが地域で暮らしていくために「生活を支える」チームの一員として,様々な他職種・ 支援機関との協業が重要な要素であり,その関わりのなかでの作業療法士の役割について,体験を踏ま えて紹介する.