2015 年 5 巻 1 号 p. 6-
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清川氏の論文は、精神分析医・土居健郎の「甘え」について独自の視点から読み解いたものである。論文の体裁は荒削りなところがあるものの、内容にはオリジナリティが感じられる。したがって、評価は+1とする。一点だけ疑問に思うのは、土居が晩年に至った境地は精神分析 “技法” への信仰なのか、それとも真実性を志向する治療的 “態度” への信仰なのか、ということである。
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