日本大学医学部内科学系呼吸器内科学分野 [日本]
アストラゼネカ株式会社メディカル本部 [日本]
2020 年 4 巻 12 号 論文ID: e00113
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これまで気道上皮細胞は吸入した環境因子に対して物理的なバリアとして機能していることが知られてきた。近年,気道上皮細胞は環境因子の刺激によって上皮サイトカインを産生し,多様な気道炎症を制御していることが明らかになってきた。本稿では,最近注目を集めている上皮サイトカイン〔thymic stromal lymphopoietin(TSLP),インターロイキン(interleukin:IL)-33,IL-25〕を介した気道炎症メカニズムについて概説する。
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