元智大学 応用外国語学科
2021 年 51 巻 p. 81-86
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本研究では,自作のAR学習教材を中級日本語学習者に二学期間課題として取り組んでもらい,彼らのAR教材の受け止め方や知覚する学習効果が使用期間の長さによってどのように変化するのかを探った。各学期後に自由記述で回答する質問紙を用いてデータ収集を行い共起ネットワーク分析した結果,AR学習教材は日本語学習に役立つ新しいツールであり,使用期間が長くなるにつれ,会話・聴解能力や文法理解を助ける効果を学習者が感じていることが分かった。