抄録
旨ストレートPVCの改質レジンである, エチレンー塩化ビニルコポリマーについて, 温度を変えて混練し各混練物の溶融流動挙動を毛細管粘度計により検討した。前処理としての混練温度が高くなるにつれて, 同一測定条件下における見かけ溶融粘度は小さくなり, 末端補正項, 流入圧力損失もより小さな値を示した。とくに, 末端補正項においては, せん断速度100sec-1付近でいずれも極小値の存在が認められた。これらの現象は, 混練温度が高くなるにつれて, ゲル状粒子を含んだ不均一な流動からセグメント流動に変化するためと考えられる。