東京大学先端科学技術研究センター
旭化成工業 (株) 樹脂開発・技術センター
1998 年 55 巻 5 号 p. 292-295
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アクリロニトリル (AN) 含有率の異なるアクリロニトリル・スチレンランダム共重合体 (AS共重合体) の自由体積の大きさ, 数濃度の組成比依存性を, 陽電子消滅寿命法を用い観察した. 自由体積の大きさはAN含有率の増加に伴いほぼ直線的に減少し, 数濃度も減少した. ポリスチレン (PS) とポリフェニレンエーテル (PPE) の相溶系ブレンドの場合は, PPEの含有率増加に伴い自由体積が大きくなることが観察されており, 両者の間で自由体積の組成比依存性の差異が観察された.
合成繊維研究
高分子化學
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