2020 年 38 巻 p. 7-16
要 旨 2011年から2013年にかけてF県の3つの公立高校の女子高校生の「自然体験」を比べた。人口100万人を超える都市にある高校と20万人規模の町の高校の自然体験頻度に有意差はみられなかった。自然体験頻度の高い女子高校生の多くは、「楽しませる態度」で接する親に育てられ、社会性の「視点取得」「空想力」、社会的スキルが高かった。 大都市にある進学率の高い高校では、社会性について自然体験頻度間に大きな差はみられなかったが、中小都市の高校では自然体験頻度の最も高いグループの社会性は特に高く有意差がみられた。