(財)運輸政策研究機構
九州産業大学
2010 年 53 巻 p. 135-144
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本研究は、交通アクセスの改善が観光地入込客数および観光地に与える影響について検討を行うことをその目的としている。本研究では、観光統計の不備によるデータの制約を踏まえて、1985年から2006年までの公表データを用いて、新幹線および高速道路の各開通前後での沿線観光地入込客数の変化について分析を行った。分析の結果、従来から期待されてきた幹線交通のアクセス改善による入込客数の増加は、実際には数少ない事例しか存在しないことが明らかとなった。
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