日本大学
2011 年 54 巻 p. 265-274
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本研究は、わが国の道路事業を対象に、事後評価データを用いてリスクを定量化したうえで、リスクの存在によるPFIの成立性への影響を分析したものである。具体的には、国土交通省の個別道路事業の事後評価結果から事業費と交通量の計画値と実績値を把握し、これらの乖離をリスクと見なして定量化した。そのうえで、仮想の有料道路事業を対象にモンテカルロシミュレーションを用いて、リスクを考慮した場合のPFIの成立性を公共主体と民間主体の視点から分析した。
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