この度,公益社団公人熊本県理学療法士協会学術誌「熊本県理学療法アドバンス」を発刊する運びとなり,ここに記念すべき創刊号を発刊することができました.これも偏に熊本県理学療法士協会会員の皆さんのご理解と,会長をはじめとする理事,監事の皆様,査読の先生方,編集委員の皆様のご協力の賜物と感謝いたします. 「理学療法士」という職業が生まれてから50年以上が経過し,その間に人々の生活や社会環境は大きく変化しています.専門職として,自己研鑽を含めた生涯学習を継続して行う責務があります.2022年度よりリニューアルされた生涯学習制度が始まり,多様化するニーズに応えうる理学療法士の育成に邁進して参ります.今まで以上に理学療法士という専門職の質を保証するために,「5年更新制」を取り入れることで,生涯にわたり知識・技術の維持・向上が可能となると思われます. 熊本県理学療法士協会会員も2,545名となり九州では福岡に次いで2番目の会員数となっています.現在,熊本県の理学療法士の学術及び技術の向上に関する取り組みとしまして,熊本県理学療法学会や学術研修会,または,スポーツ,小児療育,内部障害,中枢神経,訪問の各専門領域班を組織し,講習会のみでなく公益事業を含めた幅広い活動を行っています. 「熊本県理学療法アドバンス」は誕生したばかりですが,理学療法を絶えず進歩,前進させることを念頭に置いた雑誌です.理学療法における新時代のパイオニアが熊本県から数多く誕生する事を期待しています. 今回,本巻の掲載論文はすべて臨床に基づいた研究の報告であり,理学療法士にとって有用な内容となっています.本誌が理学療法を必要とされる方のお役にたち還元されることを願っています.