熊本県理学療法アドバンス
Online ISSN : 2759-3096
職員のワーク・エンゲージメントとリーダーシップの関連性
髙野 直哉
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2025 年 2 巻 p. 17-

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抄録

【目的】 急性期から生活期にかけたリハビリテーション職種のワーク・エンゲージメント(WE)とリーダーシップ(LS)の関連を明らかにし,管理や人材育成に活かす. 【方法】 PT, OT, STを対象にWebアンケートを匿名で実施.WEは(UWES-9),心理的安全性はEdmondsonの7項目,LS因子は高島らの22項目を5段階調査し,因子分析と急性期,回復期,生活期の3群の比較を行った. 【結果】 WEと心理的安全性には正の相関があり,年齢や勤続年数,職種による差は認められなかったが,上司からの信頼感がWEや心理的安全性向上に寄与することが示唆された.LSの因子分析では,人間関係を重視するPM型,部下の成長を支援するサーバント型,ビジョンを共有するトランスフォーメーショナル型,チームでリーダーシップを共有するシェアード型が抽出された. 【結論】 WE向上には,単なる指示ではなく,信頼を伝え,心理的安全性を確保し,役職にとらわれない協力的な組織づくりが重要であると考えられる.

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© 熊本県理学療法士協会
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