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地震、津波などによる大規模災害が発生した場合、メガフロートを災害対応のための防災拠点とする構想が考えられる。この際、被災現場にメガフロートを安全かつ迅速に曳航することが必要となる。長さ400mまでの浮体寸法の構造物(浮体ユニット)を対象にして、その安全な曳航に密接な関連をもつ浮体剛性を変化させて主に波浪中の曲げモーメント、弾性変位、抵抗増加、索張力について計算を行った。その結果をもとに、浮体ユニットを安全に曳航できる曳船の必要馬力および曳航限界波浪条件を提示し、さらに日本近海における曳航出動確率を求めた。