機関停止等で航行不能となった船舶を緊急曳航し、2次災害を防止するために最適曳航支援システムを開発し、種々の船型及び船体姿勢別の波漂流力、船体運動を比較した。試計算に用いた母型船は7種類で、船型(タンカーは2種類)についての船体姿勢は、満載状態でイーブンキールと上甲板が没水するトリム±3°の3種類を想定した。また、タンカーと貨物船について、イーブンキ_-_ル、トリム±3°、トリム±6°の5種類の船体姿勢の波漂流力、船体運動に対する影響を調査した。さらに、折損した船体の挙動について調査するために、タンカー(ダブルハル)について波漂流力の実験結果と計算値を比較した