関西造船協会講演概要集
平成16年度秋季造船三学会連合大会(内関西造船協会)
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損傷船舶の曳航に関する研究
(その3 各種船型の損傷・折損時の運動と波漂流力)
*原 正一星野 邦弘湯川 和浩山川 賢次
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p. 11

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抄録

 機関停止等で航行不能となった船舶を緊急曳航し、2次災害を防止するために最適曳航支援システムを開発し、種々の船型及び船体姿勢別の波漂流力、船体運動を比較した。試計算に用いた母型船は7種類で、船型(タンカーは2種類)についての船体姿勢は、満載状態でイーブンキールと上甲板が没水するトリム±3°の3種類を想定した。また、タンカーと貨物船について、イーブンキ_-_ル、トリム±3°、トリム±6°の5種類の船体姿勢の波漂流力、船体運動に対する影響を調査した。さらに、折損した船体の挙動について調査するために、タンカー(ダブルハル)について波漂流力の実験結果と計算値を比較した

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© 公益社団法人日本船舶海洋工学会 2004
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