1.椅子席室では眺望、離着席自在及び通路隔離といった事項に課題がある。
2.例えば、椅子席室の前側に操舵室があったり、正面窓が装備できない場合、縦向き椅子席配置では、眺望はほとんど得られない。
3.眺望を得たい場合は、先ず椅子席視界推定線を作製し、結果次第では横向き椅子席を考慮する必要がある。
4.眺望には景色を眺めるという他に、心理的に安心感が得られるという効果あり。“空間定位”の理を船舶でも共有したい。
5.なお、改善事例(中心線部通路+左右方向枝通路+二人掛け椅子席+集団離反式椅子席方式)を部分平面図に示す。
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