関東東山病害虫研究会報
Online ISSN : 1884-2879
Print ISSN : 1347-1899
ISSN-L : 1347-1899
虫害の部
チャを加害するマダラカサハラハムシ (マダラアラゲサルハムシ) Demotina fasciculata Balyの繁殖生態
I. 茶園での性比,室内飼育における産卵場所および卵発育の有効積算温度
吉崎 真紀小澤 朗人
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 2009 巻 56 号 p. 111-113

詳細
抄録

近年,静岡県下の茶園で被害が目立ち始めているマダラカサハラハムシDemotina fasciculataに関して,採卵方法を中心に検討した。茶園で採取した成虫は全て雌であったことから,本種は産雌単為生殖の可能性が高い。室内の飼育箱内の産卵基質は,自然物では葉や落葉であり,人工物ではティッシュペーパーが利用可能であった。成虫は卵塊で産卵し,1卵塊あたりの卵数は平均8.6個であった。また,卵の発育零点は10.1℃,有効積算温度は159.4日度であった。

著者関連情報
© 2009 関東東山病害虫研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top