2024 年 71 巻 p. 55-59
イチゴにおけるアザミウマ類の秋期における総合防除体系確立のための試験を行った。スピロテトラマト水和剤の定植時灌注処理によるアザミウマ類密度抑制効果は1か月程度持続することを確認した。また,定植時のスピロテトラマト水和剤とシアントラニリプロール水和剤の灌注処理および定植1か月後のククメリスカブリダニ放飼を組み合わせることによって,定植1か月後のククメリスカブリダニの放飼のみを行った場合よりも果実に対する被害が軽減されることが示された。さらに,本防除方法によるアザミウマ類の密度抑制効果は12月下旬まで持続することが示唆された。