中央農業総合研究センター
2002 年 2002 巻 49 号 p. 97-100
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カルボスルファンの育苗箱処理が慣行の半量の区と慣行区, 無処理区との間で発育段階別イネミズゾウムシ発生量と精玄米収量を比較した。その結果, 半量区と慣行区との間には幼虫・蛹密度, 推定幼虫生存率, 精玄米収量に有意差はなかったが, 両区と無処理区との間にはいずれも有意差が認められた。この差は主にイネミズゾウムシの幼虫生存率の差によるものと推定された。箱施薬量の削減はイネミズゾウムシに対して実用化の可能性があると考えられた。
関東東山病害虫研究会年報
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