関東東山病害虫研究会報
Online ISSN : 1884-2879
Print ISSN : 1347-1899
ISSN-L : 1347-1899
キュウリ促成栽培における結露センサー付き暖房機制御装置を利用したべと病の発病抑制
牛尾 進吾竹内 妙子
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 2006 巻 53 号 p. 51-54

詳細
抄録
キュウリ促成栽培では保温の目的で内張カーテンをするため, ハウス内湿度は極めて高い状態となり, 結露しやすく, べと病などの好湿性病害の発生が多くなる。べと病の発生を抑制するためには, 施設内の湿度を低くし, 結露時間を短くすることが有効である。そこで, 小型ガラスハウスにおいて, 結露センサー付き暖房機制御装置を利用して, 結露値を低下させた結果, べと病の発生は抑制された。
著者関連情報
© 関東東山病害虫研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top