関東東山病害虫研究会報
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タイリクヒメハナカメムシの産卵に及ぼす各種薬剤の影響
吉澤 仁志藍澤 亨
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2007 年 2007 巻 54 号 p. 121-125

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抄録

11薬剤 (殺虫剤9剤および殺菌剤2剤) について, タイリクヒメハナカメムシ Orius strigicollis (Poppius) の産卵数, ふ化率およびふ化幼虫の生存率に及ぼす影響を調査した。その結果, 交尾済みの雌成虫に対しては特に影響は認められなかったが, 3齢幼虫期にピメトロジン水和剤2,000倍液およびブプロフェジン水和剤1,000倍液を処理すると, 羽化後の雌成虫の産卵数が減少することが明らかとなった。

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© 関東東山病害虫研究会
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