筑波大学(院生)
2016 年 83 巻 4 号 p. 436-447
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本稿では、アメリカ合衆国における才能教育の特質を高大接続の観点から捉え直すため、多様な早修制度を四つの接続類型に分類するとともに、近年の教育改革の影響を検討した。その結果、優れた才能の伸長を目指す才能教育は、基礎学力の底上げを目的とする一連の教育改革によって大きく変容しており、高大接続の中心が、ごく少数の才能児を対象とした「跳躍型」の接続類型から、その他の接続類型へと移行していることが明らかになった。
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