国立教育政策研究所
2023 年 90 巻 2 号 p. 273-284
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クラスサイズによる小学生の長期的な国語の学力の推移の違いを、小学校第1学年終了前後から第5学年終了前後までの5時点の標準学力検査得点のパネルデータを分析することで検討した。分析対象は103校、162学級、3,460名分のデータであった。児童・時点、児童、学校の3レベルを仮定したマルチレベル分析を行った。その結果、小学生の国語の学力の推移に対してはクラスサイズが小さい方が有利であることを示唆された。
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