2020 年 16 巻 4 号 p. 220-226
2012 年に制定された消費者教育推進法では、持続可能な社会の構築に積極的に参画する「消費者市民社会」の形成・発展に寄与する消費者の育成が明示され、「持続可能な消費」もキーワードの一つとなっている。その点において、LCT 環境教育との接点が明確になったといえるだろう。そこで本稿では、消費者教育における LCT 環境教育の位置づけの現状について、国内外の動向から明らかにしたうえで、「消費者市民社会」形成に向けた消費者教育に LCT 環境教育を位置づけることの意義と課題・展望について考察した。