日本大学 [日本] https://ror.org/05jk51a88
2022 年 33 巻 4 号 p. 233-248
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語の集合としての「語彙」の歴史的な変化,すなわち「語彙史」を記述するためには,そのためのコーパスを用意する必要がある.また,それを利用して有意味な変化の傾向を見出すためには,用いる統計手法についても工夫する必要がある.本稿では,筆者がこれまで作成・増補してきた(20世紀半ば以降の)『毎日新聞』の経年的なコーパスについて,その内容と特徴とを紹介するとともに,同コーパスにおける語の増減傾向の分析を,従来とは異なる統計手法の適用によって試みた結果を報告する.
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