計量国語学
Online ISSN : 2433-0302
Print ISSN : 0453-4611
2022 年度テーマ特集 文体,ジャンルの特徴をとらえる計量研究
夏目漱石の小説における文体の継時的変化について
文末表現についての計量的な検討
土山 玄
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ジャーナル オープンアクセス

2022 年 33 巻 7 号 p. 481-492

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抄録
本研究の目的は,夏目漱石の小説において,出現傾向が継時的に変化する文体的特徴を明らかにすることである.夏目漱石は1905年から1916年まで作家として活動しており,本研究ではその間に発表された23作品を分析対象として採り上げた.ただし,会話文や書簡文は分析から除き,地の文のみを対象とした.分析ではランダムフォレスト,主成分分析,線形回帰分析を行った.その結果,文末表現が継時的に変化していることを明らかにした.特に,文末に用いられる助動詞の「た」は増加傾向にあることを示した.
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© 2022 計量国語学会

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