松江市立病院医学雑誌
Online ISSN : 2434-8368
Print ISSN : 1343-0866
冠動脈バイパス術後MRSA縦隔炎により静脈グラフト破裂をきたした1例
殿本 詠久芦田 泰之松井 泰樹野津 長
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2002 年 6 巻 1 号 p. 73-75

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抄録
74歳男.主訴は狭心痛.冠動脈造影で三枝病変と判明し,左内胸動脈と大伏在静脈を用いて冠動脈バイパス術を施行した.経過良好であったが心嚢の異常肥厚に起因した心タンポナーデが判明したため手術を施行した.MRSA縦隔炎を併発し,デブリドメン及び洗浄ドレナージを施行した.ドレーン及び創部より大量出血を認めた.出血部位は静脈グラフトの大動脈吻合部より約3cm末梢であり,静脈グラフトの破裂が出血の原因であった.病室で開胸し縫合止血術を行ったが出血性ショックで死亡した
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© 2002 松江市立病院
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