(国研) 国立環境研究所 資源循環領域
2023 年 34 巻 4 号 p. 248-257
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建設分野は,大量に生じる循環資材の活用という,極めて重要な役割を担っている。循環資材には有害物質を微量ながらも含むものがあるため,環境安全品質の評価が必要である。循環資材の環境安全品質評価法に関する取り組みは,土壌の溶出試験を準用していた時代から,土ではない資材の評価法の切り分け,利用有姿による評価法の制定,環境安全品質評価法の基本的な考え方の整理,各循環資材の規格やガイドラインの制定や改正へと,着実に進められてきた。近年は,より合理的な評価方法や管理方法の確立が必要となっている。
廃棄物学会誌
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