九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教
2024 年 55 巻 2 号 p. 115-120
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吃音症は言語障害であるが, 発達障害者支援法の対象疾患である. 吃音症は流暢に話せる時間が多いが, 時々, 吃音が出て流暢に話すことが妨げられる2面性がある. 成長するにつれて, 吃音を隠す工夫を覚えて, 学校生活に適応できつつあるが, 自分の吃音を客観的にとらえることが大切となってくる. 吃音がある医師として, 周囲の理解を得ながら, 自分の吃音を向き合うことに必要な情報を共有する.
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