2016 年 23 巻 2 号 p. 96-107
HLA抗体検査において広く用いられているLuminexを用いた蛍光ビーズ法は,簡便かつ高感度な検査法であるが,臨床的に問題がないと思われる低力価抗体やnon-HLA抗体も検出することが明らかとなっている。また,移植分野ではIgGサブクラスなど抗体と移植成績について多くの報告があるが,輸血分野では十分な知見が得られていないのが現状である。本講演では当施設で実施しているin vitro血小板貪食試験を用いたHLA抗体の臨床的意義の評価方法と現状について紹介する。