主催: 日本IR協会
会議名: 大学情報・機関調査研究会
回次: 13
開催地: 関西大学
開催日: 2024/11/08 - 2024/11/10
p. 112-118
大学が所属学生に実施する一般的な学生調査の結果から、同一の学生グループが入学以降各年度調査にどのように回答したか、4年目卒業及び留年の各グループに分け、回答選択を得点化した上で平均の推移を比較した。その結果、いくつかの設問では在学1~2年目の早い時期から両グループに違いが生じ、それを捉えることで留年等への早期対策につながる可能性が示唆された。こういった分析に加えて留年と休退学の関連を詳しく調べることで、休退学の予見的分析につながることが期待される。